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コロナ禍での令和四年明円寺報恩講み仏とみなさまのおかげにより無事勤まりました。全記録。まとめ。

2022年1月19日水曜日

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こんにちは。明円寺若院の橋本けんとです。

この度去る1月16日の浄土真宗の宗祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)のご命日法要が勤まりました。

報恩講(ほうこんこう)とは

西本願寺では9日から16日まで七昼夜の八日間勤められます。

明円寺では1月8日と15・19日、三日間お勤めします。昔は9日間してたとか‥

この親鸞聖人の御命日の法要は、浄土真宗では一年間で一番大事な法要といわれていて、報恩講(ほうおんこう)と呼ばれています。

西本願寺では「御正忌報恩講」、三重県津市にある高田派の本山専修寺では「お七夜報恩講」と呼んでいます。

親鸞聖人のひ孫さまの覚如上人が親鸞聖人の三十三回忌の際に「報恩講私記」という書物を著されました。親鸞さまのお徳と阿弥陀さまを讃えられる書物です。

それ以来、報恩講と呼ばれ毎年勤められるようになりました。

一般寺院は西本願寺と時期をずらして報恩講をお勤めするので、「御取越報恩講(おとりこしほうおんこう)」と言います。

ご門徒さんのお宅で勤める「おとりこし」もそれと同義です。

それにしてもなぜ八日間も勤めるか気になりませんか?長すぎでは、、、?と。そうですか。気になりませんか。ではそれはまた別の記事にて…。

明円寺の報恩講

明円寺の報恩講、1月8日は盛大に勤めます。一年間で最も盛大に。


普段使わないお導師専用の台。「礼盤(らいばん)」といいます。その奥は普段使わない打敷(うちしき)に水引(みずひき)。


普段使わない金の経卓


普段使わない打敷に金箔のお供え台(くげ)に。特別感ある仏華。ご門徒が活けてくださいました。


本堂内陣の向かって左の部屋には親鸞聖人のご生涯を絵にした「御絵伝(ごえでん)」という掛け軸を四幅かけます。

外からだとなかなか見えないので、中へ入って見てもらっています。


アップしたとてわかりにくですが、なかなか良い代物だそうです。

さらに、8日は近隣の六ヶ寺お寺さまにご出勤いただいています。

また昨年からは法要の際に雅楽を奏しています。
茂福の常照寺さまご住職の篳篥(ひちりき)と私の龍笛(りゅうてき)で奏します。

雅楽は最低でも上のふたつに加えと笙(しょう)という楽器が三菅揃ってこそなのですが、二菅の雅楽もいいもんです。

これもうちでは報恩講だけです。それほど報恩講には特別感を演出いたします。


ご法話は、東員町欣浄寺ご住職佐々木先生です。普段毎月の法話会は若手の布教使にお願いしているので、報恩講は年配のお方にお願いしまいます。


と、ここまで盛大にするのはいいですが、参拝者はいつもより少し多いほど。

といっても人数は関係ありません、報恩講の意義は親鸞聖人のご遺徳を忍び、なおかつ親鸞さまが私達に残してくださった、お念仏の教えをお聞きすることが要です。

なので、参拝者の数を喜ぶのでなく、お念仏を喜んでくださる方がいらっしゃることがありがたいのです。


うちの子らも最後までご法話お聴聞でした。ウロウロゴロゴロしていましたが、それもいい風景。


若坊守も着物姿でお給仕してくれまして心強い。


ご門徒には前日からお供物の準備や


掃除、幕張など、入念に準備くださって、報恩講が厳修されます。

それが1月8日に勤められる明円寺の報恩講です。

1月15日・16日は、西本願寺で勤められるのがある種本番なので全国のお寺さまは京都西本願寺へお参りします。

うちは西本願寺へ参りたいけど参ることが難しいご門徒もいらっしゃるので、西本願寺にお参りするかわりに明円寺でお勤めをします。


15日の朝のおつとめ。6時半から正信偈
15日のお昼のおつとめ。2時から。往生礼讃と法話(若院30分)
15日の夜のおつとめ。7時から。正信偈の後、御伝鈔の拝読。


16日の朝のおつとめ。6時半から正信偈。
16日の昼のおつとめ。2時から往生礼讃と法話(若院30分)


15日16日にお参りの方にはお配りした記念ポストカードです。
若坊守作です。

以上、令和4年の報恩講もみ仏とみなさまのおかげさまで勤めることができました。コロナ禍でなおかつオミクロンという新しく感染力が高い株が大流行中でしたが、制限の中、対策をおおこないながらYouTubeでご参拝のお方もありがとうございました。

録画は16日の分しかありませんが、ご覧くださいまし。


娘の感想文

 


最後に感想文を御覧ください。娘が授業で書いた作文です。
これは涙が出るほど嬉しい。

以上、み仏とみなさまのおかげによりお勤めできました。
みなさまと共にお参りしお念仏することができて
嬉しい思いでいっぱいです。
誠に感謝申し上げます。
それではまた仏前でお会いしましょう。

ナンマンダブ

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