はじめて
明円じについて
永代供養墓
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常例法座はじめてのあなたへ

2021年2月9日火曜日

はじめての〇〇

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こんにちは。浄土真宗本願寺派明円寺若院の橋本ケント@hashikento99)と申します。このブログは私が住職になるまでを綴る期間限定ブログです。

明円寺には常例法座というご法座があります。毎月14日に開催するので、『月に一度の法話会』と呼んだりしています。


日時・スケジュール





毎月といっても下記の月は開催していません。
4・9月(共に中旬三日間永代経法要)
8月(お盆参り)
1月(8日の報恩講15・16日にお七夜法要)

この月を除いて毎月開催しています。

時間は14時から16時まで

正信偈の読経(約20分)お参りのみなさんとご一緒に正信偈のお勤めいたします。

その後一座二席のご法話をお聴聞いたします。二座とはいったん休憩をはさんで続けてお聞かせいただくことです。

基本的に40分程で休憩をとってくださるご講師さんが多いです。休憩は10分くらい。その後16時まで約40分お聴聞して終わります。

現在はコロナ化で短縮中

14時から 正信偈
ご法話 15時半頃まで

になっています。

令和五年、徐々にニ席に戻しつつあります
30分休憩30分で16時前まで法話の時間です


参加費無料の理由


常例法座は御仏前やお供えをいただいてないので、受付はございません。

参加費もいただいていませんが、休憩中に明円寺の役員さんが籠を回します。その籠が順番に回ってくるので浄財感覚でひとつお賽銭ください。

私はこれを投げ銭と呼んでいますが、浄財なので金額も決まっていません。ほとんどが100円ですが、500円玉もたまにみます、1000円もまれに!

ご丁寧にお布施袋に入れて下さる方もいますがご負担のない程度にしてください。

この浄財は常例法座の運営費に充てることができるのでありがたいです。

ご講師のお礼は明円寺の運営費から支出しています。この運営費というのは明円寺のご門徒が毎年納めてくださる「門徒会費(分担金)一世帯7000円/年」のこと。

このご講師へのお礼というのが安いもんではなく、むしろこれがけっこう包んでるんですよね。金額の割には参拝の方が少ないので私はもったいなぁと思っています。このお金はみなさんの会費からお礼してますのでぜひともお参りしていただきたいです。

ってことをもっと声を大にしていいたいのですが、とりあえずここで笑

ご講師


ご講師とはご法話をしてくださる方のことで、布教使ともいいます。

明円寺では月替わりで若手のご講師にお願いしています。20代から40代の方です。

若手の布教使さんはとても熱心なので聞き応えがありますよ。ベテラン布教使さんのご法話はどこでも聞けるので、フラッシュで勢いのある若手さんのご法話を聞いていただきたいです。

というのと、若手ってなかなかご法話の場ないんですよね。よりよく育っていただきたく応援の想いもありうちでお願いしています。

(正親一宣さん 津市 正覚寺様)

持ち物


持ち物はお念珠ひとつでかまいません。私が勝手に思っているコンセプトがありまして、

お念珠と100円玉もってお寺参り

です。常例法座に対して気軽さがでるかなぁと思ってたまに掲示板に書いています。

お念珠もお経本も貸し出しています。余裕があれば経本もお持ちください。

正信偈がのってる経本がよいです、オレンジ色のであれば間違いないありません。


そしてもっと余裕と気分がのれば門徒式章をつけてお参りください。


これです。見たことありませんか。お仏壇の中に眠っているお宅をよくみます笑
これは式章と呼ばれるものなんですが、かなり優れものです。詳しくは下の記事に書きましたが、これを付ければ正装になりますしご門徒であることがわかります。

他宗の信徒さんは同じような形を輪袈裟としてつけられるとこもあるそうです。

どちらにしろ、お寺参りやご本山参りひいてはご自宅のお仏壇の前、ご法事でもこれをつければ身だしなみ完璧という代物です。

なので、常例法座の際もぜひです。

服装


つまるところ普段のかっこうで結構です。式章があればなお良し。
私はジーパンでお参りするときもあります。

予約連絡不要


予約も連絡もいりません。当日いつでもいらしてください。
一応連絡先を。

〠510-0003
三重県四日市市大宮町26-5

tel:059-331-6958

どなたでも


年齢性別国民族一切を問いません。いろんな方がいらっしゃいます。

どなたでもお参りください。と言いたいところなのですが、「どなたでも」というと何かあなたまかせで無責任な気がして結局どなたにも向けない姿勢になってしまうので、あえていうと

ご自由にお参りください」または、
あなたの寄り道にいかがですか

「気になるけどお寺に参りしていいのかなぁ?」と少しでも思った方が参れるようなスタンスでお待ちしています。

肩書や地位や名誉も必要ない


私たちの世間では人と接する場合それぞれに目には見えない名札をつけて相手と関わります。

肩書がわかりやすいです。会社の集まり、町内会の集まりでもそうじゃないでしょうか。
肩書により付き合い方を考えないといけないので、時に息苦しいことがあります。

お寺の中では肩書は必要ありません。阿弥陀仏の前ではみな仏の子みな平等に阿弥陀にお慈悲をいただくひとりのいのちです。

温泉に入る感覚です。綺麗でかっこのよい服装を脱ぎ捨てて、裸の付き合いができる場所。

それがお寺の中、阿弥陀さまの前ではみな同じひとりの人間として関われる空間なんです。

なので、肩書などはお家においていらしてください。

門徒、他門徒関係なし


先日「どうやって参ったらいいの?お友だちもいなくて、ひとりじゃお参りしにくくて」って、ひとりのご婦人が教えてくれました。

当然、おひとりでお参りしいただいてもかまいません。でもひとりだと参り方もわからないと思うので、この記事をまとめたものをその方にお渡ししました。

「小さい字読めへんのやわ・・・」ってご反応でしたが汗


もちろん、お友だちと一緒にきてくだってもかまいせん。
それが明円寺の門徒さんでなくても大丈夫です。実際にそういう方も何人かいらっしゃいますので。

出入り自由


出入りは自由です。時間を過ぎてきていただいてもいいです、途中で退出されても全く問題はありません。

座席は自由席   


基本的には椅子を並べていますが、苦手な方は座布団でも後ろに置いてあるソファでもどれでも使ってくださいまし。


駐車場


車でお越しの場合は門前が停めやすいです。


いっぱいの場合は境内にどうぞ。数台駐車場があります。

由来・・・前々住職の想い


前々住職、私の曾祖父が明円寺のキャッチコピーを考えてくだっていまして、今でもそれを使わせていただいています。

一日一度はお仏壇に、月に一度はお寺へ、年に一度はご本山へ

なかなかいいですよね。当時は昭和20年くらいでしょうか。曾祖父の時は常例法座ではなく毎月「真宗講座」という勉強会を開催してたそうです。講師は曾祖父橋本顕誠です。

なぜ、ひ孫の私がそれを知っているかというと曾祖父の自叙伝を読んだからです。


ネットで見つけました笑
なんとも堅いタイトルです。昭和38年発行。曾祖父は西本願寺でもかなりお偉いさんだったそうで、築地本願寺の輪番もされていたとか。

そういえば京都にいるときに、ご本山でよくご年配の僧侶に声をかけられたのはそういうことだったのか、と今になって思い出します。

その方々もうご往生されていて、曾祖父を今は知る方はほとんどいらっしゃいません。曾祖父についてはいつか記事にいたします。

明円寺の常例法座について、この本には事細かにかかれていました。当時その講座は本堂が溢れるほどの満堂だったこと、ご門徒以外に四日市以外からはるばる来られてる方も沢山いらっしゃったこと。お堂はお念仏の声でいっぱいだったこと。

あ~羨ましいなぁ。。。

と始めは思ったのですが、当時は戦時中だったり戦後だったりお同行のみなさまはなにかしらそれぞれに抱えておられお寺にその解決なり安心なり安堵なりを求めておられたのでしょう。みな熱心な同行だったと記されておりました。

いま現在の参拝者は少ない時で8人くらいなのですが、同じようにみなさん心に荷物をそれぞれに背負って阿弥陀さまにおあずけになられておられるのではないかと思います。

これは間違いなく参拝者数の問題ではないので、お寺に足が少しでも向いたお方が気兼ねなく入れるように環境づくりをするのがお寺の役目でもあると思うのです。

それが曾祖父のしてきたことだと最近より実感ようになりました。

何を聞くか


自分自身の人生と向き合ったことはありませんか。どうしてよりによってこのいのちいただいたのだろうか、そのいのちちゃんと生きてるのか、この生き方でいいのだろうか。
コロナ禍でより感じられてるか方おおいのではないでしょうか。

さまざま自分自身に対してのクエッションが現れる時が人生にはあります。

実は仏教、仏さまの教えが書かれたお経にはその解決方法はのっていません。まず事実が説かれます人生は思い通りにならない、みなひとりぼっちである。と、私のいのちのありようが説かれます。

そして浄土真宗のお経にはその苦悩の者をご覧になった阿弥陀仏という仏さまが「どうされたか」というお話を聞いていきます。

ここの話を聞く中に、自分の人生、問題を解決せねばというしがらみから離されていく道が開かれます。それがお念仏です。

とあるご門徒さんが、「お寺にお参りすると阿弥陀さまと亡くなった主人や母が私の心の荷物を全部受け取ってくれる気がするのよ」と話してくれたお方がいました。

正信偈の冒頭は阿弥陀仏が衆生の苦しみを引き受けて責任をもって悟りを開かれる物語が語られます。

浄土真宗ではそこをお聞きいたします。私のいのち全部に関わってくださる阿弥陀さまのお話しです。

それが全部詰まった南無阿弥陀仏をお聞かせいただきます。

そこのところはまた別の記事で。

とまぁそんな想いで法座開催しています。そんなこんなで常例法座のスタンスもご理解いただけだでしょうか。

ぜひぜひおいでくださいませ。

他に気になることがあればメールでもDMでもご意見フォームからでも教えてください。

この記事に追記か他の記事に投稿いたします。


ーーーーーーーー追記ーーーーーーーーー

コロナ禍で


2021年(令和3年)の時点でまだコロナウイルスの感染が収まっていませんし。三重県も独自の非常事態宣言が発令されていて、中止も考えながら様子をうかがっています。今のところ開催する場合はご法話の休憩をもうけず約40分ほど一席でお願いをしています。

この2月もコロナ対策を講じて月に一度の法話会(常例法座)を開催いたします。
ご講師は佐々木玲 師です。

YouTubeでライブ配信はじめました。

それでは仏前でお会いでましょう。

南無阿弥陀仏



https://line.me/R/ti/p/%40zgf1129n

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