コロナ禍でのはじめての報恩講
そしてコロナ禍になり、初めての報恩講でした。
昨年から永代経法要や彼岸法要が中止になったり寺院僧侶のみのお勤めになりました。
コロナにやられっぱなしも癪なので、逆に普段できなようなことをやってやろうと、思い立ちました。
ということで、今回初めて当寺で奏楽を法要にとりいれることに成功しました。住職になんとなくさりげなく伝えたらえらい乗り気だったのでそのまま実行です。
常照寺ご住職伊藤亮超さんの篳篥と私の龍笛、たった2管のみの奏楽でした。全く客観的に聞けなかったので、どんな感じか想像もつきませんでしたが、ご門徒さんらの反応がすこぶるよかったです!思ってた5倍くらい!(言い過ぎでなく)
初めて雅楽付きの法要を聞かれた方が多かったのもあるかもしれませんが、「荘厳感がすごかった」という感想はありがたかったです。コロナに耐えるご門徒のみなさまのお心に響いてくださったのかもしれません。ともかく、今を生きるみなさまにささやかにでもエールになればとの思いでした。
ほんとは鳳笙と太鼓も一緒がいいのですが、それは大法要のためにと、とっておきを残しておきます。
お寺のこれから
コロナ禍で出来なくなりことが多くなりました。その反面コロナ禍だからやってしまおうというものと、コロナ禍という状況下でこそできるものが沢山あることに、お寺や法事法要と毎日にらめっこしていたら見えてくるみたいです。
コロナ禍で試したことが当寺の良いスタンダードになればなぁと思う令和三年、コロナ後初めての報恩講でした。コロナ前の生活にもどろうともどらまいとも。
次週はお七夜法座でした。
往生礼讃をお勤めして、わたしが法話させていただきました。
お題は、『世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ』
です。意を決してYouTube配信。
https://youtu.be/WACf51WzEdw
なんまんだぶつ
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