コロナ禍にできること第2話〜除夜の鐘に挑む〜

去る２０２０年・令和2年の大みそか除夜の鐘、おかげさまで無事？終えました。

数年前から始めた、本堂での消しゴムはんこブース。干支の消しゴムはんこをいくつか用意して、無地の散華に自由におしていただくためのブースであります。

が、狙いは別でほとんどの方が除夜の鐘をついてそのまま帰るので本堂へ入っていただく為の作でもありました。

今回はコロナの件もあるので、すでに僕がおした散華を持って帰っていただくことにしました。

遠慮して用意したのは30枚(毎年108枚。本音はめんどくさかった)それが全部なくなっていました。コロナで除夜の鐘の参拝者自体少なかったのに、嬉しい誤算ってこのことですね。

企画して三年経ちますが、いよいよ除夜の鐘をついたあとは本堂にお参りするというパターンができつつあることに手応えがあり、嬉しいです。

いやぁしかし今年は寒かったです。初めて手がしもやけになりました。痛かった〜！

梵鐘の側で合掌しながら見守っていると、みなさんそれを真似して合掌してから鐘をついてくださるのでずっと素手でだったのですが、来年は手袋つけよう。。。(手を合わせずにそのまま着く方もいらっしゃれば、鐘に深々とおじぎをする方や、袈裟衣姿の僕に合掌礼拝されるかたもいらっしゃったり、どうしたらいいのー？と呆然のする方もいらっしゃいます)

コロナ対策としては、その消しゴムブース撤収とアルコール消毒と、ここだけの話60打くらいで終えました。コロナ対策というより寒すぎて、、、。

例のインスタライブでは、数人の方が参加くださいました。その中にはご門徒さんも！☺️☺️☺️告知が間に合わなかったのに関わらず、これも嬉しい誤算です。来年はちゃんと半径500mの方々に告知しようと思いました。

なぜ私が除夜の鐘にちょこっとこだわるかと言うと、年間行事で除夜会・除夜の鐘だけ僕が自由企画でさせていただけるからです。いろいろと自由に試せるのがここだけなので、とても寒いけどすごい楽しいです。他の行事は住職に権限があるので僕は大人しくいそいそと気付かれないように遠慮して活動中。

てなわけで、失敗ばかりでなかなか成果が見えませんが、今年もこんな感じなのでこりずに抵抗していくつもりです。よろしくお願いします。

それでは仏前でお会いしましょう。

ナモアミダブツ